[BOOKデータベースより]
「ぐりとぐら」も「だるまちゃん」も―みんなここから生まれました。画家10人の、創作と人生。
太田大八―歴史の激しい渦の中から
山本忠敬―まじめに愉快に、乗り物の実体を描く
小野かおる―「おもしろい」を追い続けて
佐藤忠良―潔癖な職人の生み出す気品
加古里子―子どもを知りつくして、科学的に語る
井上洋介―原体験の生み出すナンセンスな世界
瀬川康男―変幻自在、孤高の絵師
赤羽末吉―大陸と日本、二つの風土に魅せられて
山脇百合子―自然体から生まれる新しい絵本
田島征三―全力で続ける苦闘の先に
絵本をめぐる二つの対談―大人が子どもに伝えたいこと
「ぐりとぐら」も「だるまちゃん」も――みんなここから生まれました。人気絵本作家のアトリエを訪ね、創作と人生を聞く「母の友」の好評連載が、単行本になりました。待望の第1巻には、加古里子、佐藤忠良、赤羽末吉、山本忠敬、山脇百合子など、現代日本の絵本の礎を築いた画家10人を収録。創作現場の美しい写真とインタビューで、作家の思いを伝えます。読めばもっと絵本が好きになる。すべての絵本ファンに贈る一冊です。
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『母の友』に掲載していた頃からこの作家のアトリエシリーズが好きでよく読んでいました。
実は、○月号にはどの作家さんが掲載されているのかという一覧表を手作りしたぐらいです。
というのは、図書館の絵本の勉強会で作家さんをテーマに毎月勉強していて、その時にこの作家のアトリエがとても参考になるのです。この巻にはありませんが、長新太さん、堀内誠一さんなどを勉強した時にも使いました。
この巻でいうと赤羽さんの時には司会をしたので、このシリーズにはいつもお世話になっているのです。
今回は、2月にバス研修旅行で井上洋介展を見に行くことになり、その前の下準備として井上洋介さんを勉強しています。
井上さんの不思議な作風には、戦争の原体験があるということ。確かに生活の中に潜む得体のしれない不思議さだったりあやしさ・こわさに通じるものを井上さんの作品から感じます。
ここに取り上げられている方々は大御所ぞろい。
かこさんが伝記絵本を作りたいと書いていらして、最近かこさんの海を渡った日本人シリーズの伝記を2冊読んだ後だったので、ぜひその続きの巻を出版していただけたらと思いました。
かこさんの「人には知られなくとも、自分のやりたいこと、それを通じて他の人のためになるということを黙ってしっかりやる」という言葉が心に響きました。
作品だけでなく、それぞれの作家さんたちの生き方、言葉に触れられて、とても幸せな気持ちになる本であるし、大人は特にこれからの自分の生き方の参考にもなるのではないかと思いました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】