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[BOOKデータベースより]
小説が小説としてリアリティを獲得するためのよそおいを、表現機構としてあらためて問い直し、各小説の表現を詳細に読み解きながら、日本の近代小説の特質とその変遷を鮮やかに描き出す。
はじめに―「表現機構」とは何か
第1部(「小説家」という機構;「言文一致」のよそおい;一人称の近代;「個人主義」という幻想 ほか)
第2部(森鴎外『舞姫』―“重霧の間”にあるもの;泉鏡花『高野聖』―三つの一人称;田山花袋『蒲団』―共犯する語り;森鴎外『雁』―ロマンの生成 ほか)