- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
[BOOKデータベースより]
おばあさんの住む古い家でしばらく暮らすことになった。家の暗がりが気になって気になってしかたない。―京極夏彦と町田尚子が腹の底から「こわい」をひきずりだす。
[日販商品データベースより]おばあさんの住む、とても古い家で、ぼくはしばらく暮らすことになった。その家の上の方はとても暗い。暗がりに、誰かがいるような気がしてならない…。京極夏彦と町田尚子が腹の底から「こわい」をひきずりだす。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ネコヅメのよる
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年11月発売】
- ねことねこ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2019年10月発売】
- わたしのマントはぼうしつき
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年11月発売】
ユーザーレビュー (9件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
メルマガでも紹介されていましたが、本当に背筋がゾッ…とする、まさに涼しくなる本でした。子供の頃に読んでいたらトラウマになったかも、と思います。(いづ。/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
京極先生の本だってくらいの興味本位でよんだら、めっちゃ怖かった。図書館でビクッ!ってなった。軽く読める怪談話には是非。(水澄/男性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
子供向けの絵本ですが、挿絵が、子供によってはトラウマになりそうなくらい結構怖いです(の/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
絵本なので、簡単に読めます。ラストが怖いです。「ひぃえぇぇ〜」って感じです。夜のトイレや真っ暗な部屋が怖かった子供の頃を思い出します。親子で楽しめると思います。(みり/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
怪談えほんシリーズ3冊目。古い日本家屋で寝泊まりしたことがある人が読むと、かなり怖いと感じるんじゃないかと思います。(りょく/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
子ども向けの本かと思ったら凄く怖かったです…8歳の妹はトラウマになってしまったようです。子どもは絵で、大人は内容で…と親子そろって楽しめます。(なみな/女性/10代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
最後の最後での、あの衝撃が忘れられません。だんだんと変化していく猫たちも、また恐怖をかきたてます。(ふゆて/女性/20代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
怪談絵本と言うだけあって、絵と文がワンセット。文が絵を、絵が文を引き立てて、一層怖さが増します。(enishi/女性/30代)
- あおひなレストラン
-
怖っ!
コレ子供に見せていいのか?というくらい怖いです。特に最後のページ。
人気小説家が描く、怪談えほんシリーズ!『百鬼夜行シリーズ』などで知られる作家、京極夏彦が描くのは、古い日本家屋にひそむ恐怖……かやぶき屋根の、木でてきた、とても古い家。おばあちゃんとふたり、そこで暮らすことになった男の子。おばあちゃんの家は、とても天井が高い。大人が台にのっても、はしごにのぼっても、届かないくらい高い。ずーっと上のほうに、暗がりがたまっていて、その手前に、太い木の梁が渡っている。「うえのほうは くらいねえ」「でも ほら したのほうは あかるいよ」下の方が明るいなら、まあ、いいか。でも、やっぱり、気になる。頭の上でかたまりになっている暗がりを、何度も見あげる。そしてその日、男の子は、梁の上の暗がりから自分を見下ろす、それを見つけた――顔のはっきり描かれないおばあちゃん。家の中をうろつく、おびただしい数の猫。わずかに開いたふすま。光のとどかない廊下の向こう。なんの変哲もない風景を切り取ったはずのページさえ、なんだかひどく不気味に見えます。「なにかひそんでいるんじゃないか?」なんて、うすぼんやりと広がる黒に、目を凝らしながら読み進めていくと……背筋が、ひやり。『暗い』って、こわいなあ……そんな、原初的な恐怖を、いやおうなく思い出させる一冊です。「みなければ こわくないよ。みなければ いないのと おんなじだ」おばあちゃんはそう言うけれど、それじゃあもしも、見てしまったら?わかっているのに目を凝らし、わかっているのに探してしまう。この絵本の暗がりからは、ああ、どうしても目が逸らせない……
(小説家 堀井拓馬)
小学校での読み聞かせ会に持参しました。
対象は高学年。5年生が4.5人、
6年生が20人強来てくれました。
暑くなってきたので、夏休み前最後の
高学年対象の読み聞かせ会のテーマは、
「これってホラー?!な絵本」でいこう!と
いろいろ読みあさって、ついに見つけました!
これはヒット!
評価が分かれていますが、
私は文句なしの最高評価。
だって、ホントに怖い!ゾッとします。
最低限の短い文章で、少ないページ数で、
これだけ怖がらせてくれるなんて…
すごいの一言です。
どなたかがおっしゃっておられますが、
ほんと、怖すぎて…逆に笑けます。
面白いだけの絵本もあるんだから、
怖いだけの絵本もあっていいと、私は思います。
読書・読み聞かせは、教育ではなく
エンターテイメントだと思うから。
ということで、本日のイチオシの一冊に採用。
最初に来た5年生が「これから読んで」と
リクエストしてくれたので
一番最初に読んで、間に一冊はさんで
この絵本を見ていない後から来た6年生たちのために
もう一度読みました。
「これは怖いでー!おしっこもらしなやー」
なんて言いつつ(笑)
反応は上々でした。
「ゾッとしたやろー?」って聞いたら
うなずく子が多数、
「そんなことない、怖くない!
もう一回最後のページ見せて!」なんて
強気な子もいて、最後のページ、
もう一度めくって見せてあげました。
うちの子供たちも
「これは怖い」と喜んでいました。
長女がじっくり眺めて
「おばあちゃんの顔が一度も見えない。
だから余計に不気味に感じるやわ」と言ってました。
恥ずかしながら、私は気がつかなかったわー。
所要時間約2分半。
確かに低学年にはお勧めしませんが
高学年ー大人に、怖がりサンには大勢で読むのがお勧め(笑)
怖いのが平気な人は、夜に一人でじっくりどうぞ(笑)(将軍亭琴音さん 30代・京都府 女の子12歳、女の子10歳、女の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】