- 帝国主義と国民統合
-
Der moderne Imperialismus.
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2002年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784624300982
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[BOOKデータベースより]
本書の独英仏伊米の帝国主義を分析した諸論稿は、すべてわが国の当該研究のなかなか及びえないような多くの諸文献、諸史料の利用と検討にもとづいて、しかも従来の論争点を自明の前提として、それぞれに各国帝国主義の特徴的様相を浮彫りにしようとしたもので、当該分野の専門的研究者にとってはもとより、一般に当該期の資本主義発展に興味をもつ者にとっても、きわめて示唆に富む有益な内容と追究さるべき重要な問題点を提示したものといえる。
社会内部の現象としての近代帝国主義―世界史上での整序の試み
[日販商品データベースより]ドイツ帝国主義―その社会的・経済的・政治的原因の評価に関する諸テーゼ
一九一四年以前の近代イギリス帝国主義の原因と条件
フランス高度帝国主義の内的諸要因 一八七一年‐一九一四年―全社会的分析試論
一九一四年以前のイタリア帝国主義の状況
一九一四年以前のアメリカ帝国主義
19世紀後半から第1次大戦終結にかけて、産業社会の発展とともに欧米の列強はアジア、アフリカ、ラテンアメリカ等の第三世界へ帝国主義的膨張を遂げていく。モムゼン、ヴェーラーをはじめドイツの歴史家が「近代帝国主義における社会的・経済的・政治的諸要因」を討議した本書は、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、アメリカ各国の植民地政策と近代国民国家形成を具体的事例にもとづき検討する、画期的な論集である。
目次
序文(ヴォルフガング・J・モムゼン)
ヴォルフガング・J・モムゼン
社会内部の現象としての近代帝国主義――世界市場での整序の試み
ヘルムート・ベーメ
ドイツ帝国主義――その社会的・経済的・政治的原因の評価に関する諸テーゼ
カール・ローエ
一九一四年以前の近代イギリス帝国主義の原因と条件
ジルベール・ツィーブラ
フランス高度帝国主義の内的諸要因 一八七一年〜一九一四年――全社会的分析試論
ヴォルフガング・シーダー
一九一四年以前のイタリア帝国主義の状況
ハンス―ウルリヒ・ヴェーラー
一九一四年以前のアメリカ帝国主義
訳者あとがき