- 納棺夫日記 増補改訂版
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- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 1996年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167323028
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【2019年02月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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Sandy
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映画より遥かに面白い
青木新門という人がどういう方なのか予備知識は全くなく、ただ、本木雅弘が原作に惚れ込んで映画化したという触込みと、納棺夫という職業がどんなものか知りたくて読んでみました。予想に全く反して、いのちと宗教に対する深い考察を伴った内容でした。後年、「おくりびと」を見て映画と原作は非なるものと了解しました。著者がチベット仏教の聖地カイラスに巡礼した紀行文「転生回廊」もおすすめ。
[BOOKデータベースより]
掌に受ければ瞬く間に水になってしまうみぞれ。日本海の鉛色の空から、そのみぞれが降るなか、著者は死者を棺に納める仕事を続けてきた。一見、顔をそむけたくなる風景に対峙しながら、著者は宮沢賢治や親鸞に導かれるかのように「光」を見出す。「生」と「死」を考えるために読み継がれてほしい一冊。
納棺夫日記(みぞれの季節;人の死いろいろ;ひかりといのち)
[日販商品データベースより]『納棺夫日記』を著して
〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。(序文・吉村昭 解説・高史明)