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[BOOKデータベースより]
『国富論』を著した経済学の父アダム・スミスは、人は「利己心」を追求するために行動すると考えた。本書は、ディケンズが描いたイギリス社会やアメリカの大恐慌、環境破壊等を引き合いに出しながら、「利己心」にもとづく社会の過ちを跡づけ、スミスおよびその後継者たちが根本的な誤りをおかしていたことを明らかにする。そして、人は生来「利己心」のみならず「慈愛心」をも備えており、新しい原理にもとづく学問を構築することで、貪欲さよりも「慈愛心」に拠って立つ社会をつくりあげるべきだと説く、画期的な意欲作。
序 経済学者の時代
第1章 アダム・スミスの旅
第2章 『クリスマス・キャロル』
第3章 金メッキ時代
第4章 アダム・スミスの失敗
第5章 種蒔かざるところで収穫せよ
第6章 世間に害なす騒音
第7章 営利と貪欲についての譬え話
第8章 科学の贈り物
第9章 永遠の詭弁家
第10章 アリスメンデ神父、モンドラゴンへ
第11章 寺院の聖典