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[日販商品データベースより]
幕末期、幕府財政改革と近代化に尽力した小栗上野介忠順。その側近として仕えた武笠祐左衛門、そして忠順の小姓を務めた銀介の父子三代の歩みを、残された書簡・日誌・家伝文書をもとに実証的に描き出す一冊である。
祐左衛門は知行所経営を担い、忠順の政策を支えた実務家としての姿を示し、銀介は主君の最期を胸に秘しながら維新後の混乱を生き抜き、横浜での新生活を経て三室村長として地域社会に関わっていく。
本書は、小栗忠順の改革の実像と、その周囲にいた家臣団の具体的な活動を照らし出し、幕末維新史の空白を補う貴重な歴史資料として位置づけられる。