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[日販商品データベースより]
本書は、Jリーガーを目指しながらも、あと一歩のところで夢に届かなかった選手たちの半生を綴ったノンフィクションシリーズの第2弾です。
大きな反響を呼んだ前作から1年数カ月の取材・制作期間を経て、待望の続編が完成しました。
Jリーグは30年を超える歴史の中で多くの名プレーヤーを生み出し、若いプレーヤーに夢を与え続けています。
しかし、99%以上のプレーヤーはJリーガーになれないし、夢を掴むこともできないという厳しい現実があります。
「虹を掴めるはずだったのに……」。
本作は、そんな夢破れた選手たちが、残酷な運命や挫折といかに真摯に向き合い、次の一歩を踏み出すに至ったかをインタビュー形式でまとめています。
夢破れた読者や、これから壁にぶつかるかもしれない若者たちに「次のアクションに踏み出す道筋を示したい」という著者の熱い願いが込められています。
登場するのは、全国高校サッカー選手権大会の優秀選手やアンダー世代日本代表選手、全日本大学選抜メンバー、JFLでの最多出場記録保持者など、前作に勝るとも劣らない10名のトッププレーヤーたちです。度重なるケガに泣いた選手、メディカルチェックでJリーグ入りが永遠に閉ざされてしまった選手、成長が止まり周囲に追い抜かれてしまった選手、Jリーガーである兄弟の背中をひたむきに追いかけ続けた選手など、人生の大半をサッカーに懸けてきた彼らが直面した高すぎる壁と、その後の人生が生々しく綴られています。彼らはサッカーを通じて得てきたものを財産や武器に変え、今、新たな道を切り開いています。
さらに本作では、選手だけではなく、彼らを支えるサッカークラブの経営者や指導者へのインタビューも新たに収録し、多角的な視点から「夢を追うこと」の意義を探っています。
著者自身も、高校入学時の仮入部の段階でサッカー部をドロップアウトした経験や、38歳でのがん罹患によって目指していた管理職への道が断たれるという喪失と挫折を経験しています。自らの挫折経験があるからこそ、選手たちの心の痛みに深く寄り添い、彼らの静かなる心の叫びを引き出すことができたのです。
「挫折は、もしかしたら私たちが次のステージに進むための『通過点』に過ぎないのかもしれない」
過酷な運命に抗い、自らの人生を紡ぎ始めた若き挑戦者たちの勇気ある証言に、ぜひ耳を傾けてください。
10代、20代のサッカー選手はもちろん、親御さん、指導者、Jリーグクラブサポーターにも強くお勧めする一冊です。