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[日販商品データベースより]
【序言より】
故山根幸夫先生が長らく東洋文庫で主宰された明代史研究会では、一九九四年(平成六年)から一九九八年まで『明史』選挙志をテキスト史料とし、読み終えて訳註の原稿を作成した。(中略)
その後、明太祖の『御製大誥』、呂坤の『実政録』等の史料が読まれていたが、二〇〇五年六月に山根先生は逝去された。先生のご遺志を継ぐべく、二〇〇九年五月に至り、有志により訳註の完成を目的に『明史』選挙志の会読を再開した。青山学院大学の会議室をお借りし、その後はリモート形式で作成を続けてきた。再開以後の研究会では、それまでの?氏の旧稿を参考にしつつも、あらためて新たな原稿が作成された。これが本『明史選舉志譯註』であり、この作成に参加した者は、淺井紀・飯田敦子・金澤陽・貞本安彦・日野康一?・渡昌弘である。
【凡例より】(抜粋)
一、本書は『明史』選挙志の訳註である。底本には一九七四年中華書局標点本『明史』を用いたが、句読を改めた箇所がある。
一、本訳註は、選挙志の原文、旧仮名遣いの訓読文、訳文、註という構成を取り、さらに必要に応じて典拠とした史料を付している。
一、本訳註で典拠とする『大明会典』は、正徳『大明会典』を基本とし、足りない部分は万暦『大明会典』で補った。