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[BOOKデータベースより]
「何のための社会調査か」を学史に問い直す。日本を代表する社会調査家の足跡と思想、そして非営利の社会調査機関の展開を辿る。
第1部 社会調査と社会理論(社会調査の根本問題―社会学史の視点から(早川洋行);中範囲理論の現在―社会調査の四位一体論(谷富夫))
[日販商品データベースより]第2部 第一世代の社会調査(尾高邦雄―生活共同体としての職業(吉村治正);山本登―社会問題と向きあい続けた社会調査の鉄人(内田龍史);中野卓―現代における生活史研究の意義と課題(野入直美))
第3部 第二世代の社会調査(布施鉄治―「軍団」が進めた「調査と社会理論」の彫琢(新藤慶);細谷昂―生涯にわたる社会調査の実践と探究(吉野英岐);飯島伸子―公害・環境問題における人間存在の探究(友澤悠季))
第4部 社会調査の組織的展開(大阪商業大学JGSS研究センター―日本版総合的社会調査の四半世紀(岩井紀子);一般社団法人社会調査協会―資格認定制度と大学における社会調査教育(岩永雅也))
「何のための社会調査か」――日本の社会学はこの問いにどう対峙してきたのだろうか。本書では社会調査と社会理論の関係を確認したうえで、明治・大正期生まれの第一世代、昭和戦前期生まれの第二世代を代表する一〇人の社会調査家を取り上げその多彩な業績を辿り、彼らの調査の背景にある考え方を検証する。また、近年整備が進んだ非営利の社会調査機関の展開とその課題についても考察を加え、社会調査の今後を展望する。