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![kintone完全マニュアル[第2版]](/img/goods/book/S/79/807/686.jpg)






[日販商品データベースより]
社会性昆虫であるシロアリの生態・社会性・進化に関する知見をわかりやすく解説
シロアリは、日本では害虫として知られているが、世界に約3000 種が知られる多様な昆虫群の総称であり、その形態・生態・社会構造には著しい変異と多様性が存在する。シロアリは古くから人々の注意をひき、生態学的研究が盛んに行われてきた。
20世紀末以降に分子生物学や発生生物学の手法が取り入れられたことで、シロアリ研究は飛躍的に進展した。社会生物学の理論的な枠組みのもと、コロニー生活における発育可塑性、カースト分化の機構、そして微生物との高度な共生関係が注目されている。特に腸内共生微生物は、木質分解能力のみならず社会進化とも深く関わる鍵的要素である。これらの理解には、ゲノム、遺伝子発現、エピジェネティクスなどに関する分子生物学的な解析が不可欠である。また、シロアリはゴキブリの一群であることが明確になったが、その進化過程も、ゲノム情報に基づいた分子系統解析によって具体的な像を結びつつある。
現在では、シロアリは生態進化発生学(eco-evo-devo)における重要な研究材料の一つとなっている。社会性昆虫であるシロアリの分布、生態、行動、発生、生理、分子系統など、シロアリに関するすべての知見を網羅した1冊である。