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[BOOKデータベースより]
温故知新―過去を掘り下げ、新たな知見につなげる。CO2排出削減、高効率化、新たなエネルギー利用へと転換期を迎える21世紀。本書は、東京大学・富塚清名誉教授が、周回航続距離世界記録を樹立した「航研機」の開発に携わった見地を背景に、動力技術の発展の歴史を、技術者を志す学生から一般読者までに向けて平易に語った動力についての入門書である。本書は、1980年に岩波書店より刊行された『動力物語』を底本とし、1998年に弊社から『動力の歴史』と改題して初版を刊行、2002年には「増補新訂版」として再版した。刊行以来、確かな視点とわかりやすい記述で、工学を学ぶ学生や技術者、エンジンなどの動力機関に関心を持つ多くの読者の方々に読み継がれてきた。このたび本書の有する学術的ならびに学校教育用としての意義をあらためて見直し、巻頭にカラー写真を収録して資料性を高め、「増補三訂版」として刊行することとした。
第1章 動力とは何か
第2章 動力の由来―ジェームズ・ワット以前
第3章 動力の由来―ジェームズ・ワットの業績
第4章 一九世紀―動力の大躍進
第5章 動力開発の裏街道
第6章 二〇世紀前半における動力躍進
第7章 二〇世紀後半の動力概況
第8章 動力の将来―その功と罪