- 新・小料理のどか屋人情帖 1
-
二見時代小説文庫 く2ー46
再起の灯
- 価格
- 957円(本体870円+税)
- 発行年月
- 2026年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784576260044
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[日販商品データベースより]
両国橋西詰に近い横山町の旅籠つき料理屋「のどか屋」は大和梨川藩の藩士だった磯貝徳右衛門(いそがいとくえもん)が名を新たに「時吉(とききち)」と名乗り、料理の師匠、長吉(ちょうきち)の娘「おちよ」と始めた店だった。名物豆腐飯やいのちのたれを使った品々で、常連客や旅籠の泊客の舌を満たす人情の詰まった小料理屋だった。息子千吉(せんきち)は二代目として板場を、その嫁のおようは若女将として店を切り盛り。二人の間には万吉(まんきち)・おひなという子も生まれまさに順風満帆な日々、だったが江戸には付き物の火事に見舞われ、店はおろか泊り客を逃そうとして時吉とおちよの二人までもが帰らぬ人となってしまう。悲しみに沈み途方に暮れる千吉おようを支え、前を向け、と背中を押してくれたのは、やはりのどか屋の常連客とゆかりのある人々だった。のどか屋が最初に暖簾を出した神田三河町からそう遠くない永富町に店を閉めた豆腐屋があり、住んでいた長屋ともども売りに出されたと、家主であり常連の新兵衛が話を持ちこみ、彼の地での旅籠付き小料理屋の再建が決まる。初め客足は渋いものの大工衆の口伝や引き札などで徐々に客が戻る。これまでの名物料理に季節の料理、そば打ちも修業をし千吉とおようは新たな一歩を踏み出した。