- 高大産連携によるアクティブ・ラーニング
-
システム思考にもとづく社会科学教育
専修大学商学研究所叢書 25
- 価格
- 3,200円(本体2,909円+税)
- 発行年月
- 2026年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784561860587
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[BOOKデータベースより]
第1部 グローバル・フードシステム―フライドチキンから考える(フライドチキンから私たちの食生活を考える―システム思考で考える;チキンをとおしたシステム思考;持続可能な社会に向けた経済・環境・倫理の統合的視点―アマタケの事例に学ぶ循環型経済の視点)
[日販商品データベースより]第2部 フォレストシステム―暮らしと森の関係(改めて脱炭素時代を考える―持続可能な社会の形成へ向けて;フォレストシステム―暮らしと森の関係;持続可能な社会の構築に向けた環境の役割―「環境か開発か」の二元論を越えて)
第3部 ローカル・フードシステム―地域資源と食生活(食の地産地消の取り組みから私たちの食生活を考える―循環型社会への移行を目指して;フードシステム:食をとおした様々な関係性;フードロス削減と持続可能な社会の構築―循環型社会におけるリユースとフードバンクの役割)
第4部 サーキュラー・システム―循環型社会の特徴と課題(循環型社会の形成を目指して―サーキュラー・システム;循環型社会とドーナツ経済;循環型社会の構築に向けた意義と課題―循環型自社かいゅ形成推進基本法を中心に;補論:教科教育をとおした真の意味での高大連携ヘ向けて)
大学全入時代である今、高校と大学の連携の重要性が高まっている。特に、現行学習指導要領においては、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の資質・能力を身に着けたかどうかの判断基準の一つとして大学入試が位置付けられ、高大連携の重要性が高まっている。
本書は、専修大学商学部と専修大学松戸高校の連携による取り組みを、その手法・成果に着目しまとめたものである。
とりわけこの取り組みがユニークなのは、高・大の連携であるだけでなく、教室で産業界のゲスト講師が実務経験に基づいて現状と課題を説明し、それを研究者が学術的な観点から分析・考察し、社会科教育の場で展開していることである。実務家による講義は、教科書や資料だけでは知ることのない、今、現実に起きている問題に触れる機会となり、生徒の興味・関心や問題意識を高め、アクティブ・ラーニングの効果を高める役割を果たしている。
さらに分析・考察にあたっては、物事を俯瞰し、個々の出来事を大きなシステムの一角として捉え、解決策を検討するシステム思考を取り入れており、それをこのような形で高校教育に取り入れた研究は稀少である。
高校におけるアクティブ・ラーニングは一定の取り組みがなされているが、高大連携は多くの場合、教員間の個人的な取り組みの域を出ていない。4つの具体的な取り組みをつぶさに記述した貴重な記録。