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間文化性から音楽を考える

20世紀音楽をめぐる批評と分析

音楽之友社
安川智子 藤田茂(音楽学) エヴェレット宇野弥生 長木誠司 

価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2026年05月
判型
A5
ISBN
9784276101081

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内容情報
[BOOKデータベースより]

序章 間文化性とは―Q&A(エヴェレット宇野弥生)
第1部 歴史・前兆―日本の作曲家たちの間文化性(モダニティ(近代)の多様性―橋本國彦の戦前の歌曲と「舞」(ラッセ・レヘトネン);ドビュッシーから平尾貴四男へ―ペンタトニックの和声理論化にみる間文化性(安川智子))
第2部 思想・前提―オリエンタリズムから間文化性へ(Interlude(間奏曲) 間文化性と音楽をめぐる理論と概念(エヴェレット宇野弥生);オリエンタリズムと「蝶々夫人」(長木誠司))
第3部 間文化的分析―メシアン・武満徹・細川俊夫の事例を通して(メシアンの「復活」音楽における日本の雅楽と中国の祭祀賛歌(チョウエリ(張惠玲));擬態される「間文化主義」―オリヴィエ・メシアンと武満徹の自己批評言説の検証を通して(藤田茂);細川俊夫の音のコスモロジー(エヴェレット宇野弥生))

[日販商品データベースより]

本書は、「間文化性(Interculturality)」という、明確に定義づけることが難しい概念を出発点として、著者それぞれの立場から、音楽をめぐる現象や作品を考察し、その背後にある思想や社会を読み解いていく試みである。

文化と文化の「間」とはなんだろうか。本書が第一に想定しているのは、アイデンティティの「間(あいだ)性」と音楽の関係である。

現代は国籍や性別や血縁関係でアイデンティティを推し測れない時代である。

不思議なことに、音楽と向き合うとき、「本当の自分」に出会えたように感じることがある。本書では音楽作品に向き合うことで、自分自身を投影し、定義づけるだけでなく、他者を知り、理解するために、音楽分析の新たな方法論を探究する。歴史的な軸と、思想的な軸を交差させながら、読者とともに「間文化性とは何か」を考え、音楽分析を通して徐々に明らかにしていくよう構成されている。



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