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[日販商品データベースより]
本書は、戦後日本において最大級の勢力を誇った創価学会と公明党の歩みを通じ、日本社会の構造的変化と宗教・政治の変質を描き出しています。かつての創価学会は、高度経済成長期に地方から都市へ流入し、孤独や貧困に直面した大衆にとって、現世利益と幸福を約束する強力な共同体(ネットワーク)でした。戸田城聖から池田大作へと引き継がれたカリスマ性と日蓮教学に基づく「前向きな思考」は、数千万人の岩盤支持層を生み出し、自民党との連立政権を支える巨大な政治的パワーへと成長しました。
しかし、時代は変わりました。かつての熱烈な信仰は二世、三世への代替わりとともに「マイルド化」し、高学歴化や価値観の多様化、そして組織の高齢化によって、信仰のエネルギーは確実に減退しています。年間4%とも言われる学会票の減少や、日蓮正宗からの完全な離脱による「教学の変容」は、かつての「らしさ」を喪失させ、教団を一種の「文化団体」へと変質させつつあります。
本書は、多くの学会員の学会離れを分析しています。同時に、エマニュエル・トッドの指摘を引用しながら、宗教が力を失い大衆が「砂粒化」していく現代社会の危機を指摘します。中間団体が崩壊し、生活基盤や拠り所を失った日本において、創価学会の衰退は単なる一団体の問題ではなく、戦後日本を支えた社会構造そのものが終焉を迎えていることを示唆しています。
【章立て】
第1章─なぜ中道改革連合は失敗に終わったのか
第2章─カリスマの存在とポジティブ思考が人々を救った
第3章─高度経済成長と宗教団体の巨大化
第4章─政治と宗教の間にあった戦後史
第5章─創価学会と公明党は本当に政教一致なのか
第6章─どうして創価学会は消滅へとむかっているのか
第7章─創価大学駅伝部の活躍と変化する信仰の形
第8章─すべての政党の決して明るくない未来
第9章─信仰を失った大衆の砂粒化と失われた未来