- 展示する/される民族
-
脱植民地化を超えて
みんぱく特別研究「ポスト国民国家時代における民族」シリーズ 2
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2026年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784750361086
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[BOOKデータベースより]
序論 ポストナショナリズム時代の博物館(鈴木紀)
[日販商品データベースより]第一部 ポストナショナリズム時代の民族展示(現代のアイヌ民族の文化を展示する試み―民博の常設展示と特別展示(齋藤玲子);研究から展示への道―アフリカの先住民サン(池谷和信);先住民の多様性を表現する―ネパールのアーディバーシー(南真木人);カナダ北西海岸先住民の民族資料とアート作品の展示(岸上伸啓);先住民の社会運動に寄りそう博物館(鈴木紀))
第二部 ポストナショナリズム時代の博物館と脱植民地化(多様なアイヌ文化を展示する―国立アイヌ民族博物館の脱植民地化の試み(佐々木史郎);ポスト・ナショナル+ポスト・コロニアル=ポスト・ミュージアム?―南太平洋の博物館における先住民展のキュレーションから得られた教訓(コナル・マッカーシー);先住民と博物館、キュレーターシップ―カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州からの視点(アンソニー・アラン・シェルトン);不確かなアーカイブと感情的な文芸―大英博物館の収蔵庫における思索的な実験(ローラ・オソリオ・サンナックス、マグダレナ・アラウス・シーバー、ディエゴ・アテオルトゥア);世界最大規模の博物館はいかに出現したか―エジプトのナショナリズムと古代文明(末森薫))
第三部 フォーラムとしての博物館の刷新に向けて(変わるミュージアム、広がる対話―ICOMの博物館定義改正の視点から(邱君〓);デジタル時代における博物館の役割―オーストラリア先住民の語りから歴史を捉える(平野智佳子);協働展示の先を目指して―北海道立北方民族博物館「ラポロアイヌネイション」展の試みから(野口泰弥);植民地の記憶を継承する―オランダのミュージアムの試み(松尾瑞穂);「祭りと芸能」を伝える試み―子供向けワークショップ「五感で体験 日本の祭り」(鈴木昂太))
ラウンドテーブル・ディスカッション
博物館は、いかにして「他者」を展示し、対話の場となり得るのか。アイヌ、ネパール、カナダ先住民などの事例を通じ、脱植民地化やデジタル化が進むミュージアムの最前線を活写。展示する側とされる側の境界を問い直し、多様な声が響き合う「フォーラム」の先にある新たな表現の可能性を追求する。