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[日販商品データベースより]
どうして日本の家庭料理は
こんなにも豊かになったのか。
そして、どうしてこれほどハードルが高く、
女性たちを苦しめるものとなってしまったのか。
「一汁一菜のすすめ」は救いとなるのか。
デパ地下の惣菜や宅配食の流行は
家庭の食卓を変えたのか。
明治維新による西洋料理移入で激しく変化した日本の食。なかでも大きかったのは性別役割分業が固定され、「主婦」の重要な責務として「家庭料理」が成立したことである。以後、日本の家庭料理は親から子へと継承されるレシピにあきたらず、女性誌や明治期に生まれた「家庭向け料理書」や女性誌などさまざまなメディアによる発信、および国の栄養政策により多様化し、世界に類を見ない和洋中エスニックが折衷した食卓が完成した。
膨大な資料から日本の家庭料理の150年を振り返り、これからを展望した「scripta」好評連載の書籍化。