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[BOOKデータベースより]
いまも続く宮中歌会始は後嵯峨院時代から。日本史において和歌が果たした政治的役割を読みとく。
序章 古典とはこれ和歌なり
[日販商品データベースより]第一章 承久の乱後の政治と文化(一二二一〜一二四二)
第二章 後嵯峨院時代の始動(一二四二〜一二五一)
第三章 後嵯峨院政の平和と古典的公共圏の成立(一二五二〜一二七二)
第四章 ポスト後嵯峨院時代の激動(一二七二〜一三五九)
終章 後嵯峨院時代の余光(一三六〇頃〜明治維新)
なぜ誰もが勅撰集に歌が収められることを願ったのか――
本書の主人公である後嵯峨院が何者かを知る人は少ないだろう。
天皇在位1242〜1246、院政期1246〜1272は、鎌倉幕府でいうと、
三代執権泰時から八代時宗に当たり、出来事としては承久の乱後、
御成敗式目制定後10年の時点から元寇直前までの間を指す。
本書では、この後嵯峨院が治天の君として君臨した時代を
日本史上空前の政治的安定期と目し、
政治と文化が融合した関係の全容を読み解きたい。
後世にまで影響をおよぼした、日本史の強固な地盤の一断面を明らかにする。