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[BOOKデータベースより]
包摂的排除、その矛盾と限界。政治構造としての「1990年体制」(定住化の阻止・一時的労働力補填という制度設計)を問い直す。定住化を阻止する制度的理念と社会的現実のずれが限界点に達するなか、外国人労働者受入れをめぐる議論は転換点を迎えている。「構造(産業・制度・地域社会)」・「主体(担い手の選択と行為)」・「時間(制度変容とライフコース)」という三つの分析軸から、40年にわたる長期的な変容過程を社会学的に描き出す。
なぜいま国際労働移動を問うのか
[日販商品データベースより]第1部 国境を越えるということ(政治構造としての「1990年体制」―35年の軌跡;移住労働者の階層的地位と移住システム;エリート戦略から生存戦略へ―ポストコロナ期における中国人留学生の日本選択;「高度人材」のレトリックと排除のコード―二つのねじれ:制度的開放と構造的閉鎖;戦前の日本は移民送出し国家であった)
第2部 働くということ(外国人労働者の移民としての定着がもたらす日本の労使関係の変容;排他的移動経路としての移住労働の制度化―「人材育成」言説と選別的包摂;日本のアニメ産業における外国人労働研究に向けて―下請制作会社におけるエスノグラフィーからの示唆;現代の日本的雇用システムと外国人―採用・離職・不採用)
第3部 生きるということ(制度としての国際結婚―在留資格「興行」と疑似恋愛ビジネスが形成する婚姻とその帰結;在日日系人子育て世帯の生活困窮下における永住志向と教育選択―日系ブラジル人と日系フィリピン人の比較分析;定住と離脱のあいだで―韓国人IT技術者の日本滞在とキャリア選択;地方圏市町村における住民の外国人政策に対する認識―外国人集住市町村の住民アンケート調査から)
国際労働移動の社会学―構造・主体・時間
定住化を阻止する「1990年体制」の制度的理念と社会的現実のずれが限界に達し、外国人労働者受入れをめぐる議論は転換点を迎えている。40年にわたる長期的変容過程を「構造・主体・時間」の三つの分析軸から社会学的に描き出した、今後を展望するための必読書。