- 近代日本の歴史学とフランス
-
日仏交流150年の軌跡から
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2026年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784634520325
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[BOOKデータベースより]
明治維新を機に日本語世界とフランス語世界の交流が始まり、1924年創設の日仏会館はその一翼を担ってきた。日仏の歴史家がここで出会い、日本の歴史学も大きな影響を受けた。さらにアナール学派の新潮流や革命200周年の議論は、戦後歴史学の転回をも促した。そして21世紀の今、歴史学は過去をどう振り返り、何を語っていくのだろうか?
第1部 シンポジウム「近代日本の歴史学とフランス」報告から(近代日本における「フランス史」の黎明 箕作麟祥と箕作元八(高橋暁生);鉛の靴、火の翼、そして主体性 高橋幸八郎と井上幸治の「フランス歴史学体験」(小田中直樹);ル=ゴフ・ショックから転回/曲がり角、その先へ 日仏会館から考える(高澤紀恵);フランス領カリブ海世界から考える人種とジェンダー マルティニックの作家マイヨット・カペシアを素材として(平野千果子))
[日販商品データベースより]第2部 報告によせて(歴史学の課題 フランスと学ぶ・フランスと共有する(森村敏己);日本近現代史学史の視点から(戸邉秀明))
第3部 特別寄稿―批判と提言(深層と重層 一九七〇・八〇年代の日本におけるアナール学派とフランス史研究(長井伸仁);「六角形の歴史」を越えて フランスにおける世界史/グローバル・ヒストリー実践(舘葉月);歴史教育と歴史家 フランスの学習指導要領からみえる世界(前田更子);イギリス史家たちの場合 雑誌『イギリス史研究』(一九六八〜八五年)からみえるもの(坂下史);「蜜月」と「すれ違い」と 日本とフランスの歴史学、あるいはフランス研究と明治維新史研究について二、三のこと(成田龍一);反省的所感 西洋史研究におけるフランス学(近藤和彦))
明治維新を機に日本語世界とフランス語世界の交流は始まり、1924年創設の日仏会館はその一翼を担ってきた。日仏の歴史家がここで出会い、日本の歴史学も大きな影響を受けた。アナール学派の新潮流やフランス革命200周年の議論は、戦後歴史学の転回をも促した。そして21世紀の今、歴史学は過去をどう振り返り、何を語っていくのか?
………………………
〈目次〉
まえがき (高澤紀恵)
第T部 シンポジウム「近代日本の歴史学とフランス」報告から
報告@ 近代日本における「フランス史」の黎明――箕作麟祥と箕作元八 (高橋暁生)
報告A 鉛の靴、火の翼、そして主体性――高橋幸八郎と井上幸治の「フランス歴史体験」 (小田中直樹)
報告B ル=ゴフ・ショックから転回/曲がり角、その先へ――日仏会館から考える (高澤紀恵)
報告C フランス領カリブ海世界から考える人種とジェンダー――マルティニックの作家マイヨット・カペシアを素材として (平野千果子)
第U部 報告によせて
歴史学の課題――フランスに学ぶ・フランスと共有する (森村敏己)
日本近現代史学史の視点から (戸邉秀明)
第V部 特別寄稿――批判と提言
深層と重層――1970・80年代の日本におけるアナール学派とフランス史研究 (長井伸仁)
「六角形の歴史」を越えて――フランスにおける世界史/グローバル・ヒストリー実践 (舘 葉月)
歴史教育と歴史家――フランスの学習指導要領からみえる世界 (前田更子)
イギリス史家たちの場合――雑誌『イギリス史研究』(1968〜85年)からみえるもの (坂下 史)
「蜜月」と「すれ違い」と――日本とフランスの歴史学、あるいはフランス革命史研究と明治維新史研究について二、三のこと (成田龍一)
反省的所感 西洋史研究におけるフランス学 (近藤和彦)
あとがき (平野千果子)
巻末年表
………………………
〈編者〉
平野千果子/武蔵大学人文学部教授
高澤紀恵/法政大学文学部教授