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[BOOKデータベースより]
第一篇 漢魏晋南北朝時代の道教(道教の胎動と誕生;魏晋交替期における道教の伝播と拡散;葛洪と魏晋における丹鼎派;東晋と南朝における道教の変革と発展;北朝における道教の発展)
[日販商品データベースより]第二篇 隋唐時代の道教(隋唐時代の「重玄」哲学;唐代の道教と政治;唐代の道教の経戒伝授;唐代の道教の法〓伝授;唐代の道教における外丹;唐宋交替期における神仙思想の展開)
第三篇 宋元時代の道教(宋朝と道教;両宋における内丹道;金元時代における全真道;宋元時代における符〓派)
第四篇 明清時代の道教(明王朝と道教;明清時代の道教の二大宗派)
第五篇 明清時代の民間宗教と道教(黄天教と道教;紅陽教と道教)
【「序」より】(抜粋)
? 中国における三大宗教(儒教、仏教、道教)は、中国伝統文化の三つの大きな支柱である。学術界の儒教経典に対する研究は多いが、仏教経典に対する研究はそれに比べると少なく、道教経典に対する研究は更に少ない。こうした状況をもたらした原因は非常に多く、その来歴についても幾久しいものがある。
封建時代の儒教の学者たちは、仏道二教の典籍の価値は高くないと考えていた。だが、中華民族の伝統的文化の総体から見て、仏道二教は儒家の伝統文化と同じく重要なものであり、中華民族の文化生活、家庭生活、社会生活、そして、政治生活に同じく影響を与えている。仏教や道教の影響は、その影響力から言っても儒家の経史を中心とした四部分類の中に収まるものではないだろう。三教は相互に融合しつつ、唐宋以来、中国の一千年以上にわたる文化の総体を構成してきた。中国仏教を研究することなしに中国の文化や歴史を理解できないことは、もはや既に学術界の人々の認めるところとなりつつある。だが、道教研究については仏教ほど重視されていないように見える。しかし、事実として、道教典籍の中から掘り起こされ、提供される内容は非常に豊富であり、その重要性は決して仏教に引けを取らないばかりか、更に重要なものを含んでいることは明らかである。