- インフラ崩壊
-
老朽化する日本を救う「省インフラ」
日経プレミアシリーズ 539
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784296125364
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「自分には価値がない」の心理学 新版
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年07月発売】
- JavaプログラマSilver SE17
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2024年02月発売】
- 徹底攻略Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年08月発売】
- チャイルドラインで学んだ子どもの気持ちを聴くスキル
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2014年02月発売】
- ポップミュージックはリバイバルをくりかえす
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年08月発売】





























[BOOKデータベースより]
道路、橋、上下水道、市役所、学校などインフラの老朽化が全国で深刻化しており、事故が多発している。なぜこのような事態になったのか、これから何が起きるのか。そして、どのような対策を打てばいいのか。解決の決め手となる「省インフラ」の具体策を解説する。
序章 2040年の日本崩壊 衝撃の近未来予測
[日販商品データベースより]第1章 インフラ老朽化問題はなぜ起きたのか
第2章 インフラは今どのような状態なのか
第3章 インフラ老朽化問題の解決方法
第4章 「省インフラ」でインフラを持続させる
第5章 選択と集中を行うコンパクトシティへの転換
破裂する水道管、陥没する道路――
危機は今、そこにある。
なぜ事故が続発するのか。
50年前から続く原因を明らかにし、崩壊を食い止める具体策を提案する。
道路、橋、上下水道、市役所、学校などインフラの老朽化が全国で深刻化しており、事故が多発している。
なぜこのような事態になったのか、これから何が起きるのか。そして、どのような対策を打てばいいのか。解決の決め手となる「省インフラ」の具体策を解説する。
<「はじめに」より>
インフラの共通点は、コンクリート、金属、プラスチック、木材など、もともと寿命が有限の素材で作られている点である。公共施設や橋、水道管などに寿命があることはわかりやすいだろう。土や石でできた道路は寿命が無限に見えるが、路面を舗装しているアスファルトやコンクリートには寿命がある。インフラは時がたてば次第に機能が劣化し、いずれは何らかの障害が発生することになる。
何年使えるかは、インフラの種類ごとに目安が存在する。水道管は40年、下水道管は50年、橋や建築物は60年、道路舗装のアスファルトやコンクリートは15年である。目安の期限を過ぎてもすぐに壊れて使えなくなるわけではないが、壊れる危険性が増すことは間違いない。逆に、目安の期限が来る前に壊れることも珍しくない。
どのような障害が発生するかはインフラの種類によって異なる。公共施設(建築物)では倒壊、雨漏りなど、道路はひび割れや陥没、橋りょうは崩落、水道管は破裂や断水が生じる。詳細は、第1章の「放置シナリオ」で紹介する。
いずれにせよ、インフラ老朽化は国民の生命や生活に甚大な影響を与えかねない問題である。序章で述べる「2040年の日本崩壊 衝撃の近未来予測」は、単なる妄想や脅しではない。十分な対策を速やかに講じない限り、実際にそうなってしまいかねない現実なのである。