- トゥスカーニアのサン・ピエトロ旧司教座聖堂壁画
-
聖堂装飾プログラムをめぐる試論
早稲田大学エウプラクシス叢書 053
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784657258045
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ダ・ヴィンチの暗号99の謎
-
価格:660円(本体600円+税)
【2005年07月発売】
- 鳥獣戯画を読む
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2021年02月発売】
- 肖像画の時代
-
価格:7,260円(本体6,600円+税)
【2011年12月発売】
- 若冲画譜
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2006年07月発売】
- 植物・食物の表象文化学
-
価格:19,800円(本体18,000円+税)
【2022年02月発売】






























[BOOKデータベースより]
壁画に込められた物語を図像学的に論じる。中世イタリアの貴重な壁画装飾の一つであるにもかかわらず看過されてきた特殊なモティーフを取り上げ聖堂内全体の壁画を読み解く包括的研究。
序論
[日販商品データベースより]第1章 修復と改変
第2章 教会改革とトゥスカーニア司教
第3章 アプシス
第4章 南北小アプシス
第5章 南小祭室
第6章 勝利門壁面
第7章 内陣北壁ペテロ伝サイクル
第8章 クリュプタ
結論
ローマから北西約100kmに位置するラツィオ州の小都市トゥスカーニアに建つ、サン・ピエトロ旧司教座聖堂。11世紀末に遡る聖堂には、中世イタリアの貴重な壁画装飾がある。これまでみなされていた、同聖堂がローマ周辺における古代異教・初期キリスト教美術の再解釈と刷新現象の好例という視点から離れ、本書ではトゥスカーニアに特殊なモティーフに着目する。アプシスと南北小アプシスの配置や組み合わせ、南小祭室、勝利門壁面、内陣北壁、クリュプタをそれぞれ図像学的に論じ、同聖堂の装飾プログラムを提唱する。