拡がる超臨界・亜臨界研究の世界

基礎的理論と解析

東北大学出版会
東北大学大学院工学研究科附属超臨界溶媒工学研究センター溶媒要素技術部　大田昌樹　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2025年10月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784861634123

内容情報

[BOOKデータベースより]

超臨界・亜臨界研究ならではの視点から、理論予測の精度向上を目指す試み。基礎的な知識の整理とその応用を通して理論モデルの検証を設計する。

１章　基礎物性と関連する学問領域（相平衡；平衡物性と収支；輸送物性と収支；熱力学関係式）
２章　溶解度パラメータ（Ｈｉｌｄｅｂｒａｎｄ　Ｓｏｌｕｂｉｌｉｔｙ　Ｐａｒａｍｅｔｅｒ（ＳＰ）；Ｈａｎｓｅｎ　Ｓｏｌｕｂｉｌｉｔｙ　Ｐａｒａｍｅｔｅｒ（ＨＳＰ）；ｅｎｔｒｏｐｙ−ｂａｓｅｄ　Ｓｏｌｕｂｉｌｉｔｙ　Ｐａｒａｍｅｔｅｒ（ｅＳＰ）；溶解度・分配係数と溶解度パラメーターの相関）
３章　基礎物性の理論的推算（飽和溶解度（溶解度）；分配係数）
４章　各種単位操作（クロマトグラフィー；半回分式抽出；流通式分離（向流接触抽出））

[日販商品データベースより]

この著書は、拡がる亜臨界・超臨界流体研究の中でも近年飛躍的に進展する理論研究がわかりやすく解説されています。
高圧相平衡や溶解度・分配係数・溶解度パラメータといった基礎物性はもとより、熱力学・物理化学・化学工学・計算科学・高圧科学などの専門分野を横断した数値シミュレーションの事例も多く紹介されています。
各論では，代表的な単位操作におけるコンセプトモデリングが示されていますので、表計算ソフトウェアやプログラミングの基礎の習得にもつながります。実験の理論最適化を目指す上でノウハウを体感できる一冊です。