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[BOOKデータベースより]
目の前にいるのは本物の魔だ。恐ろしいのは、そう思っているのに抗いがたい魅力を感じていることだ。道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に何かの血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと―。圧倒的な美しさ。それは人生の救いか、破滅を呼ぶ呪いか。第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞大賞受賞作。