この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- なぜモテるのか、さっぱりわからない男がやたらモテるワケ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年06月発売】
- 動物が教えてくれるLOVE戦略
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2020年11月発売】
- 女は男の指を見る
-
価格:946円(本体860円+税)
【2010年04月発売】
- 本当は怖い動物の子育て
-
価格:770円(本体700円+税)
【2013年03月発売】
- 日本の鰭脚類
-
価格:7,590円(本体6,900円+税)
【2020年07月発売】
[BOOKデータベースより]
私たちの起源、殺戮の歴史、ネアンデルタール人の悲劇、人類のこれからの生存領域、運命を変えられる唯一の種…30万年前に誕生したホモ・サピエンス。絶滅までに残された時間は―。私たちが「生きのびるための鍵」とは?「人類」の過去から未来をめぐるサピエンス・ツアー!The New York Times、Forbes、大絶賛!!
第1部 台頭(人類という家族;ヒト属;横並び、生き延びた者たち;最後に生き残った人類)
[日販商品データベースより]第2部 凋落(農業―最初の犠牲;病弱で、寄生虫まみれ、感染症にも悩まされる;崖っぷち;崖っぷちを越えて;崩壊の先にあるもの)
第3部 脱出(未来への鍵を握るのは…;新たな一歩を踏み出す;人類の生存領域を広げる)
人類の歴史は、地球規模の支配を築いてきた壮大な成功の物語のようにも見える。けれども、その輝かしい成功の裏で、ホモ・サピエンスはずっと「借りものの時間」を生きてきた。その時間はすでに何千年も続いており、今や終わりが近づいている。
人類の絶滅と恐竜の絶滅は、一見すると関係がないように思えるが、実はそうではない。恐竜は、小惑星の衝突が原因でとつぜん絶滅してしまったことが近年の研究からわかっている。しかし、恐竜の歴史を紐解くと、生物(種)には「寿命のようなもの」が存在することがわかる。
人類をはじめとする哺乳類の寿命はおよそ100万年前後のようだ。発生初期の種は他の種と競合することで栄えるが、競合相手がいなくなると衰退の一途をたどる。
私たち人類ーーホモ・サピエンスーーの競合相手がいなくなったのは、およそ2万5000年前だ。気候変動、病気、人口の過密や過疎、天然資源の乱獲、経済の停滞など、どれも今発生した問題のように感じるかもしれないが、実は有史以前からわたしたち人類の運命は決まっていたのである。
今後1万年のあいだに我々ホモ・サピエンスは絶滅する運命となるだろう。なぜ人口増加が減速しているのか、なぜ今なのか、そして人類はどのように絶滅するのか。本書では、なぜそうなったのか、その理由を明らかにしていく。そして、絶滅を回避するための方法とは?
前作『超圧縮地球生物全史』で王立協会科学図書賞を受賞した著者が、明快な語り口で未来予想図を描き、わたしたち人類が絶滅を回避する方法を模索していく。