- 渡来人とは誰か
-
海を行き交う考古学
ちくま新書 1874
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480076939
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[BOOKデータベースより]
今から一六〇〇年ほど前、倭の王権と各地の有力者は、競い合いながら朝鮮半島と交渉を重ね、みずからの治める地に渡来人を招き寄せていた。海を越えて倭にたどりついた渡来人は、訪れた地で地元の民と共生しながら、乗馬の風習、鉄器や須恵器の生産、漢字の使用など、多様な技術と文化を伝えた。一方、朝鮮半島に渡った倭人もおり、そこに定住するなど盛んな交流がなされていた。こうした渡来人の姿から、古代の相互交流の実像にせまる。
序章 海を越えて移動、移住する
[日販商品データベースより]第一章 古墳時代の日朝関係(韓と倭―三世紀後半まで;王権間の通交―四世紀;関係の多角化―五世紀前半;緊張する情勢―五世紀後半;社会の興亡―六世紀、加耶の滅亡まで)
第二章 朝鮮半島から倭に渡る(渡来人とは誰か;倭に渡り来る;担った仕事、もたらした文化;ともに暮らす)
第三章 渡海した倭の人びとを訪ねて(旅立ちの前に;加耶の海域;栄山江流域社会へむかう;西海岸をちたって百済まで;旅路で出会った倭の人びと)
終章 名もなき者たちの日朝関係
日本史の常識をひっくり返す!
外交の使者のみが倭へ来たのか
鉄器の生産や馬の使用の源流とは
日本列島の土器が朝鮮半島でみつかる理由とは
海を渡ったのは本当は誰だったのか
今から1600年ほど前、倭の王権と各地の有力者は、競い合いながら朝鮮半島と交渉を重ね、みずからの治める地に渡来人を招き寄せていた。
海を越えて倭にたどりついた渡来人は、訪れた地で地元の民と共生しながら、乗馬の風習、鉄器や須恵器の生産、漢字の使用など、多様な技術と文化を伝えた。
一方、朝鮮半島に渡った倭人もおり、そこに定住するなど盛んな交流がなされていた。
こうした渡来人の姿から、古代の相互交流の実像にせまる。