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ひろっぴ




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人間の「いま」をふかく考えさせる本
被爆と被曝。戦後80年にして、なお解決しないのは何故か?
半世紀以上にわたり、死者の慟哭、生者の血の叫びを聞いて来た著者が描く、
人間の本質に迫るドキュメント。いま、多くの人に読んで欲しい。
























[BOOKデータベースより]
広島、長崎への原爆投下、ビキニ水爆実験、そして福島原発事故…。戦後の国際秩序が動揺するなか、いままた核の恐怖が世界を覆っている。核と人類は共存できるのか、死者の慟哭と生者の苦しみを座視している、あるいは妨害しているのは何か。被爆者の苦しみと血を吐くような叫びを聞き続けてきた著者が問う。
私と原爆―まえがきに代えて
[日販商品データベースより]第1部 抗う人びと(村上経行と原爆;堀場清子と原爆;肥田舜太郎と原爆;大石又七と原水爆;沢田昭二と原爆;矢ヶ〓克馬・沖本八重美と原爆;フクシマと写真家の目―中村梧郎と飛田晋秀;原発を止めた裁判官の矜持―樋口英明)
第2部 炙り出された残留放射線(一九六三年原爆判決を読み解く;井伏鱒二の『黒い雨』が問うたもの;「軍艦島」と朝鮮人被爆者)
忘れえぬ人びと―あとがきに代えて
1945年終戦間際に広島・長崎の人々が被爆・被曝して80年、いまだに原爆訴訟は解決していない。その後、ビキニ水爆実験で、そして福島第一原発事故での被曝と続く。被曝を認めない政府と、差別と偏見が続く社会と抗ってきた人びとを描く。