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[日販商品データベースより]
著者である西尾康之は、粘土に指を押し付けた痕跡をそのまま鋳型とし、石膏やFRP樹脂を流し込んで造形する「陰刻鋳造」という独自の技法で知られる彫刻家。彫刻の制作とちがい、文字を使えば脳内にあらゆるイメージをいくらでも再生できることに物理的制約からの解放を感じた西尾は、執筆に没頭する。完成したのは、不死という永遠に続く生の物語だった。本作は、不死が当たり前となった未来社会で、人間存在の孤独、愛、身体、倫理、社会、そして宇宙への旅立ちを描く長編SF叙事詩である。