[BOOKデータベースより]
高齢化に伴い、救急・ICUで患者を看取ることが増えている今だからこそ、悲嘆ケア、意思決定支援とACP、苦痛緩和。エキスパートの実践に基づく「終末期看護の生きたスキル」を学んでみませんか。
Introduction 救急・ICUにおける終末期ケアの全体像をとらえる(なぜ、いま「救急・ICUにおける終末期ケア」が重要なのか)
1 終末期看護における3つの重大テーマを理解する(苦痛緩和;意思決定支援とACP;悲嘆ケア)
2 事例をとおして終末期看護を理解する(身寄りのない患者の延命処置の是非を検討し、終末期ケアを提供する;“家に帰りたい”という退院困難な患者の願いに寄り添う ほか)
3 終末期看護に必要なコミュニケーションスキル(終末期の患者・家族とのコミュニケーションが難しいのは、なぜ?;悪い知らせを伝えるとき、どんなスキルが役立つ? ほか)
“どう対応したらいいかわからないから、ベッドサイドに行くのがつらい・・・”
正解がないからこそ知りたい「エキスパートによる実践知」をひたすら具体的に
終末期ケアは、予後が比較的長いがん領域を中心に発展してきました。
しかし、救急・ICUでは時間的余裕がなく、本人の意思がわからないまま終末期を迎えることや、
家族が患者さんの生命にかかわる決断をせざるを得ないことが多く、
かかわるすべての人たちにとって、大きな心理的負担となります。
ガイドラインやプラクティスガイドもありますが、どうしても“それを、どう実践におとしこんだらいいのか”がわかりづらいのが実情です。
加えて、個別性も大きく、絶対的な正解がないからこその悩ましさもあります。
エキスパートが自らの実践をもとに生きたスキル・実践的なヒントをあますところなくまとめた充実の1冊です。
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