- 戦下の読書 統制と抵抗のはざまで
-
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784065403365
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[BOOKデータベースより]
戦時下、人々は何を読み、何を考え、何になつていったのか。子供・勤労青年・女性・エリート学生…都市・農村…ベストセラーや発行部数からは明らかにならない、各階層・各地域の読書と生のリアルを、戦前・戦中になされた「読書調査」から掘り起こす。統制され、抗い、適応し、殉じていく、多様で複雑な戦下の読書の実践に目を凝らす、未踏の研究の精華。
はじめに 思想統制という幻像
[日販商品データベースより]序章 読書は国家のために?―読書調査と思想統制
第一章 子供は見てはいけない―「悪書」の誕生
第二章 勤労青年は何を求めたか―娯楽と修養のはざまで
第三章 銃後女性の読書とその動員―忘れられた小説と忘れてはならない小説
第四章 ファシズムとエリート学生との回路―愛と認識との行方
終章 読書を掘り起こす―「見えない」読者を追って
おわりに 読書傾向調査の系譜
子供はこっそり「悪書」に耽り、エリート学生は『善の研究』を通して「国体の本義」に自ら殉じていった――。
戦時下、人々は何を読み、何を考え、何になっていったのか。ベストセラーでも発行部数でもない、「読書調査」から掘り起こす、子供・勤労青年・女性・エリート学生たちの読書と生のリアル。統制と抵抗のはざまには、多様で複雑な読書と生の実践があった!
[目次]
はじめに 思想統制という幻像
序 章 読書は国家のために?――読書調査と思想統制
第一章 子供は見てはいけない――「悪書」の誕生
第二章 勤労青年は何を求めたか――娯楽と修養のはざまで
第三章 銃後女性の読書とその動員――忘れられた小説と忘れてはならない小説
第四章 ファシズムとエリート学生との回路――愛と認識との行方
終 章 読書を掘り起こす――「見えない」読者を追って
おわりに 読書傾向調査の系譜
注
あとがき