- 巣鴨プリズンBC級戦犯者の記録
-
わがいのち果てる日に
講談社学術文庫 2874
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065402443
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[BOOKデータベースより]
一九四五年秋にGHQが接収し、四〇〇〇人以上のBC級戦犯者が収容された巣鴨プリズン。国家の命で戦場に立ち、理不尽に裁かれた死刑囚拘置所に、一人の教誨師が着任した。日本人として唯一処刑に立ち会い、助命嘆願にも奔走。「巣鴨の父」と敬愛された仏教者が克明に記載した受刑者の日常と、遺書から考える、戦争と犯罪の倫理!
巣鴨の教誨師となるまで
[日販商品データベースより]「死の喜び」よりも「生の喜び」を
処刑の立ち会い
刑場への道
拘引記―二十八時間の記録
罪業感と戦争観
最後の晩餐
死刑囚の面会
死刑囚と仏教
追補
1945年にGHQが接収、1958年まで延べ4000人以上の戦犯者が収容された、巣鴨プリズン。東京裁判でA級戦犯とされた25人、絞首刑になった7人よりも圧倒的多数のBC級戦犯たちが、死と隣り合わせに過ごし、死刑宣告を受け、処刑場に向かう場所に一人の教誨師(きょうかいし)が着任した。日本人として唯一処刑に立ち会い、死刑囚と対話し、助命嘆願や戦犯死刑執行停止活動に奔走した「巣鴨の父」が、受刑者の声と生活を克明に綴った、生と死のドキュメント。1953年初版、幻の名著、復刊。
【電子特典有り】
「解説より」
A級戦犯の処刑で一区切りではない。
国家の命令で戦場に立ち、ときに上官の身代わりにまでさせられ、
忘れ去られたBC級戦犯の不条理な人生。
私たちは、どれほど思いやることができたのか。
戦後80年。真の「検証」を実現するために
本書は第一級かつ、最重要史料であると、私は信じている。――山折哲雄(宗教学者・評論家)
目次
序
巣鴨の教誨師となるまで
「死の喜び」よりも「生の喜び」を
処刑の立ち会い
刑場への道
拘引記――28時間の記録
罪業感と戦争観
最後の晩餐
死刑囚の面会
死刑囚と仏教
追補
図表・地図
学術文庫版解説 山折哲雄
1953年7月31日 大日本雄弁会講談社より初版刊行。2021年7月、講談社エディトリアルより改装刊行。