- 持続可能な社会への転換はなぜ難しいのか
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2025年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784787724052
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[BOOKデータベースより]
個別の環境問題の解決を社会の転換に結びつけるために。持続可能な社会への転換は多くの人に共有されている目標であり、数々の取り組みが行われてきたにもかかわらず、なぜ達成できないのか。不正義の解消と公正の実現を追求しながら、個別の取り組みの成果を社会の変化につなげる道筋を探り、持続可能な社会への転換を達成する方途を考える。
持続可能性とは何か
1 環境問題の解決過程の蛇行性(持続可能な社会への転換はいかにして可能か SDGsの課題とその先への道筋;廃棄物問題への取り組みは、いかに揺れ動いてきたか;再生紙は本当に「環境にやさしい」といえるのか 環境問題の情報化と科学・技術の役割;環境に配慮した行動は広がっているのか)
2 対策の制度化とその限界(中国におけるリサイクルシステムの制度化とごみに携わる人びとの生活 国家主導型ガバナンスの予期せぬ社会的影響;環境・人権を守る企業の取り組みは何をもたらしたか 自主規制ガバナンスの「進展」による被害の不可視化;気候変動は企業の自主的取り組みで解決できるのか;有機農業はなぜ広がらないのか)
3 持続可能な社会への道筋をどう描くか(協働の時代における湖沼環境保全活動の成果 霞ヶ浦からの問い;日本における持続可能社会論の展開 エントロピー学派を中心に;トランジション理論の有効性と課題)
持続可能な社会への隘路を越えて