編めば編むほどわたしはわたしになっていった

新潮文庫　みー７２ー１

新潮社
三國万里子　

• 価格: 781円（本体710円＋税）
• 発行年月: 2025年06月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784101060811

内容情報

[BOOKデータベースより]

祖母が畑で作っていた苺のやわらかさ、何に触れても心がヒリヒリとした中学生のころ、アルバイト先で出会った夫との恋、インフルエンザで入院した８歳の息子の体温。息苦しさを抱えていた少女は大人になり、毛糸と編み針を手に最初はおそるおそる、そして次第に胸を張って、人生を編みだしてゆく―。誰のなかにもきっといる「あのころの少女」が顔を出す、珠玉のようにきらめくエッセイ集。

三國さん
腕時計
編みものこもの
たい焼き
父
母
ひろしおじ
魔法使いごっこ
たけばば
昼寝
人形遊び
ペーパードライバー
たけじじ
佐藤くん
早退癖
うさろうさん
キャンプ
妹と銀座
ヨソジイ
２３歳〔ほか〕

[日販商品データベースより]

祖母が畑で作っていた苺のやわらかさ、何に触れても心がヒリヒリとした中学生のころ、アルバイト先で出会った夫との恋、インフルエンザで入院した８歳の息子の体温。息苦しさを抱えていた少女は大人になり、毛糸と編み針を手に最初はおそるおそる、そして次第に胸を張って、人生を編みだしてゆく。誰のなかにもきっといる「あのころの少女」が顔を出す、珠玉のようにきらめくエッセイ集。