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[日販商品データベースより]
阿修羅像の寺で知られる奈良の興福寺の元貫首(かんす)の著者が教える「唯識」の入門書。
心の内面を極限まで突き詰めた「唯識」仏教は難しいと思われているが、その教えは現在を生きる私たちの糧となり、日常にも活きてくる。
釈尊依頼、仏教は「心」に強い関心を寄せてきたが、中でも唯識仏教は、心への関心をいっそう先鋭化し、すべてを心の要素に還元して考えるようになった。
私たちが自覚している いわゆる「心」は、実は表面的なものであり、その表面心を無意識の深層領域が支えるという構造になっていると考え、
この深い心の領域を「阿頼耶識(あらやしき)」と称し、過去を保存して現在と未来の行為を発出する私たち人間の「生存の基盤」であると考えた。
前半は入門者でも親しめるような唯識の発祥と沿革から解説し、俳句や和歌も、小説を引用し、チャートやイラストなども用いてイメージしやすいように工夫し、
表層心から深層心へと分け入り、阿頼耶識の入り口まで導く。
後半はいよいよ唯識の本質である心の最深層である第七未那識を経て、第八阿頼耶識の世界へ誘う。
複雑で難しい唯識哲学を諸仏典や諸文芸などでイメージを呼び起こしながら理解を深めていく、著者ならではの解説で初めて唯識を学ぶ人にも無理なくついてこれる1冊である。
【目 次】
はじめに
序章
1話 唯識仏教とその祖師たち
心の宗教
唯識とは
インドの祖師
唐(中国)の祖師
日本の祖師
法相柱
2話 さまざまな心の捉え方
初期仏教の「心」
倶舎仏教の「心」
唯識仏教の「心」
八識の構造@
八識の構造A
第一章 表面心の探求
3話 前五識 五つの感覚世界
目、耳、鼻……