法現象学入門

叢書・ウニベルシタス　１１６６

法政大学出版局
ソフィー・ロイドルト　青山治城　八重樫徹　植村玄輝　木村　正人　

• 価格: 9,900円（本体9,000円＋税）
• 発行年月: 2025年03月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784588011665

内容情報

[BOOKデータベースより]

法事象そのものへ！わたしたちの社会における法・法秩序は、どのように現出しているか。フッサールの影響下に法事象を論じた古典的法現象学を嚆矢とし、ハイデガーやメルロ＝ポンティらの思考を批判的に継承した戦後の諸潮流を経て、他者・正義・自由・人権といった諸問題を扱う現代法現象学へ。法哲学の新領域を体系的に叙述する。

第一部　導入―法現象学とは何か（法哲学の基本問題と法現象学の基本概念；現象学の基本問題と法現象学の基本概念；法現象学とは何でありうるか―諸々の問いかけや方向性、方法、時代にそった体系化の試み）
第二部　法現象学の諸々の立場（予備的考察―エトムント・フッサールの現象学における法；古典的法現象学；継承と新展開；法現象学―結論と展望）

[日販商品データベースより]

われわれの社会生活における法および法秩序は、いかにして現出しているのか。フッサールの影響下に法現象を論じた戦前の古典的法現象学を嚆矢とし、ハイデガー、シェーラー、メルロ＝ポンティらの思考を継承した戦後法学の諸潮流を経て、現代の法現象学は人権、他者、責任、正義、自由といった問題圏へとその対象領域を展開している。哲学と法学を架橋する法現象学の理論枠組みを体系的に叙述する決定的大著。