- 近世ヒスパニック世界の諸相
-
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784805753668
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[BOOKデータベースより]
第1部 スペイン(フランシスカ・デ・ロス・アポストレスの幻視―トレード大司教バルトロメ・カランサ釈放の予言―;16世紀スペインにおける民衆の結婚)
[日販商品データベースより]第2部 アメリカ(ポトシの不正鋳造と総巡察の分析―銀含有率の回復過程を中心に(1649‐1652年)―;ペドロ・デ・バレンシアの『インディアス報告』(1607‐1613年))
第3部 日本(近世ヒスパニック世界から見た日本、近世日本人が見たヒスパニック世界―統治者・統治領域・政体についての記述を中心に―)
『近世ヒスパニック世界の諸相』と題する本書は、スペイン史の枠組みを超え、「スペイン」「アメリカ」「日本」の視点から、近世ヒスパニック世界における宗教、社会、政治が交錯するダイナミックな歴史を描く。第1部では、対抗宗教改革が進展する16世紀のスペインを舞台に、異端審問によって裁かれた人々を通じて、宗教と社会の交錯が考察される。第2部では、アメリカのペルー副王領を中心に、スペイン本国のエリート官僚たちが植民地をどのように理解し、統治しようとしたのかが分析される。第3部では、カトリック宣教師たちが日本の政体を複合国家論の視点からどのように捉えていたのかが解明される。