この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本人のシンガポール体験
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2017年03月発売】
- 昭和遠近 短歌でたどる戦後の昭和
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年10月発売】
- 関東軍
-
価格:990円(本体900円+税)
【2005年06月発売】
- 戦車と戦車戦
-
価格:990円(本体900円+税)
【2017年01月発売】
- 私は魔境に生きた 新装版
-
価格:1,047円(本体952円+税)
【2007年10月発売】
[BOOKデータベースより]
忘れられた稀代のジャーナリストの生涯に迫る。侵略に反対した記者はなぜ「戦争協力」するに至ったのか?豊富な史料から明らかにする画期的論考。
序章 日本における中国認識と太田宇之助
[日販商品データベースより]第1章 ある中国専門記者の誕生
第2章 中国統一援助論と日中戦争前夜の中国認識の諸相
第3章 日中戦争における陸軍・汪兆銘政権への協力の実相
第4章 対華新政策と江蘇省経済顧問期の活動
第5章 戦後期の太田宇之助
補章 日中戦争期中国の日本通ジャーナリストの対日認識―陳博生の軌跡
終章 太田宇之助と日中現代史
昭和戦前期の日本では、各新聞の中国専門記者は軍人、外交官の中国通と同等の分析力を持ち、自社の論説や世論を動かし、軍や政府の方針にも影響を与える存在だった。なかでも全面戦争を回避すべく、平等な日中関係の実現を訴えた太田宇之助は、同時代の中国メディアでも高い評価を受けた。その彼がなぜ戦争協力を決意したのか。彼の足跡を詳細に追い、両国の近現代史を考察する。