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価格:9,680円(本体8,800円+税)
【2019年12月発売】
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[BOOKデータベースより]
私たちを不意打ちしたパンデミックに対して、人文学は無力だったのだろうか。―そうではない。私たちは過去の歴史に、あるいは人類の英知に、学ぶことができる。同じ過ちと苦しみを繰り返さないために―一三人の執筆者が、コロナ禍によってもたらされた傷を書きとめ、未来へと紡ぐ。暗中模索する人文学の、いまひとたびの挑戦。
序章 暗中模索の人文学―つぎの疫病に向けて
[日販商品データベースより]1 疫病の現場から(罰を受ける母親たち―コロナ禍が映し出すジェンダー不平等とケアの危機;水際のインターセクショナリティ―わたしの身体のコロナ、汚れ敗北した、アーカイヴとしての;「健康」を賭した選択―予防接種の歴史からの問い;パンデミック下における仏教諸派の変貌―教義・法要・葬儀の視点から)
2 過去から現在を投影する(受肉化された「公衆」―近代日本の衛生における「公」と「私」;日本資本主義のなかの流行性感冒;手洗いと石鹸の一〇〇年―統治されない身体の可能性へ;感染症予防啓発のメディア史―戦前日本の衛生映画に注目して;近世後期天草の疱瘡体験―流行病が村や個人にもたらしたもの)
3 他者との遭遇と変貌(ウイルスの変容、ヒトの変容―いたちごっこと因果関係の循環;「軍事空間」としてのパンデミック―COVID‐19とマラリア;手の不穏な物神性―あいまいで多義的な手洗いについて;驚きを待ち受ける―人間−野生の関係と人獣共通感染症)
終章 「死者」からみる疫病
私たちを不意打ちしたパンデミックに対して、人文学は無力だったのだろうか。そうではない。私たちは過去の歴史に、あるいは人類の英知に学ぶことができる。同じ過ちと苦しみを繰り返さないために──一三人の執筆者が、コロナ禍によってもたらされた傷を書きとめ、未来へ紡ぐ。暗中模索する人文学の、いまひとたびの挑戦。