- しがらみの街
-
詩集
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784863856592
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[BOOKデータベースより]
清明節へ
[日販商品データベースより]鳥の声
鐘のひびきに
五月に
穀雨
春のひかりの外へ
立夏
初夏
雨季の終わりに
夏至
夏へ
七月の眠り
地の果て
環状星雲
大暑より
海峡にて
九月
秋へ
月光
水面〔ほか〕
風を切り裂く鳥の声
くずれていく穀雨の町
死者たちの深い吐息
生まれたばかりの夏のひかり
骨のない道化師のような夜
十月の空を飛翔する
冷たさのなかに宿る命
十二月の霧がとどまっている
しがらみの街に……
『しがらみの街』は私の第二詩集です。
「しらがみ」という言葉に、みずからの作品そのもの、また、あらがっていく対象そのものという両義的な意味を込めています。
楽しくあらがい続けることこそが、私にとって、作品を書き続けることであり、生きていくことであると思えます。
―「あとがき」より