- 元気な漁村
-
海を守り、にぎやかに暮らす
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784939003981
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[BOOKデータベースより]
魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。全国の元気な漁村には元気な理由がある。海と魚と人の処方箋。
1 共に生きる知恵(元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場;共同組合はかっこいい 助け合いとつながりで時代を乗りきる ほか)
[日販商品データベースより]2 元気な実例(アイヌとサケ漁 北海道・石狩市の三つの漁村;小笠原の漁業の夢 父島と母島の新しい漁業 ほか)
3 しぶとく確かな生き方(沖縄と子どものにぎわい お金ではできない少子化対策;漁場破壊に立ち向かう 岩手県・宮古市重茂、陸前高田市米崎 ほか)
4 百年後の漁村へ(共同体の力;共同組合と相互扶助 ほか)
子どものにぎわいと相互扶助で見通す、漁村の未来
健全な海を持続的に利用すれば、環境負荷もコストも低くて、豊かで安全で、おいしい魚を食べられる。日本の多くの漁村は、江戸時代はそんな感じだった。江戸時代から続く〈元気な漁村〉は、現代も各地に残っている。それにはそれぞれの理由がある。
魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。
全国の元気な漁村には元気な理由(わけ)がある。
「本書で取り上げる漁業センサスでの漁業地区、すなわち漁村の多くは、自然村そのものである。江戸時代から元気な漁村≠フまとまりは変わっていない。
変化する漁村の中に、昔からあると言われている変わらないものとしての、相互扶助の働きを考える。
しかもそれを個人史ではなく、漁村の歴史として、村落共同体の中に分け入るという、未経験のことをやる。」
(水口憲哉 はじめにより)
海と魚と人の処方箋。類書なし。漁村と水産の未来を開く一冊です。