- 課税と脱税の経済史
-
古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論
みすず書房
マイケル・キーン ジョエル・スレムロッド 中島由華- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784622097556
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[BOOKデータベースより]
「本書でとりあげるのは数千年の期間に生まれた物語の数々である。シュメールの粘土板、カリグラ帝の奇抜な税制から、パナマ文書で暴露された狡猾な租税回避や、ブロックチェーン技術で可能になる税務の仕組みまで。…とはいえ、この本は税金の歴史をまとめた歴史書ではないし、税金の原則を教える入門書でもない。その両方の要素を少しずつ持っている。…税金の原則がわかれば、税金の歴史をとらえるのに役立つ。…一方、税金の歴史がわかれば、税金の原則を解き明かすのに役立つ。…税を立案し、導入するときに取り組むべき問題(公平性、帰着分析、効率性、最適課税などなど)は、基本的に昔もいまも変わらない。…この本の核心をなす基本的なポイントは、税制のよしあしを定める原則の多くがどの時代にも見てとれるということである。それらの原則に目を向ければ、過去を知り、テクノロジーの発展とともに変わりゆく未来のために賢い選択を行なうのに役に立つ」(はしがき)。税の歴史で原則を学べば、「つまらない政治的レトリック」に惑わされなくなるかもしれない。
第1部 強奪と権力(すべての公共のことがら;われわれが来た道;別の名前で)
[日販商品データベースより]第2部 勝者と敗者(まずまずの公平性;財政の強大な動力源;誰でも平等に扱われるわけではない;留まるか、移り変わるか)
第3部 行動を変える(悪い行ないを改める;巻き添え被害;ガチョウの羽根のむしり方;世界市民)
第4部 税金はひとりでに集まらない(串刺しヴラドと穏便な徴税方法;誰かがやらなければならない)
第5部 税をつくる(税の喜び;来るべき世界の形)
博識にして、ゴキゲンな租税史だ…
税金は払うより、読んだほうがずっと楽しい…
税理士にぜひ確認してほしい――この本は控除対象かもしれない。
ダニエル・アクスト(『ウォールストリート・ジャーナル』)
これ以上タイムリーで、愉快な歴史は想像できない。
バリー・アイケングリーン(カリフォルニア大学バークレー校教授)
読んで、学んで、楽しむ、ご準備を。
クリスティーヌ・ラガルド(欧州中央銀行総裁)
愉快で、同時に、ためになる。
ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)
「本書でとりあげるのは数千年の期間に生まれた物語の数々である。シュメールの粘土板、カリグラ帝の奇抜な税制から、パナマ文書で暴露された狡猾な租税回避や、ブロックチェーン技術で可能になる税務の仕組みまで。…とはいえ、この本は税金の歴史をまとめた歴史書ではないし、税金の原則を教える入門書でもない。その両方の要素を少しずつ持っている。…
税金の原則がわかれば、税金の歴史をとらえるのに役立つ。…一方、税金の歴史がわかれば、税金の原則を解き明かすのに役立つ。…税を立案し、導入するときに取り組むべき問題(公平性、帰着分析、効率性、最適課税などなど)は、基本的に昔もいまも変わらない。…
この本の核心をなす基本的なポイントは、税制のよしあしを定める原則の多くがどの時代にも見てとれるということである。それらの原則に目を向ければ、過去を知り、テクノロジーの発展とともに変わりゆく未来のために賢い選択を行なうのに役に立つ」(はしがき)
税の歴史で原則を学べば、「つまらない政治的レトリック」に惑わされなくなるかもしれない。