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[BOOKデータベースより]
明治・大正・昭和・平成・令和―。私たちにとって天皇とは、皇室とは何なのか?神格化のはじまり、「大正流」の可能性、昭和の戦争と熱狂、行幸啓の変遷、宮中祭祀の内実、「平成流」の功罪、「象徴」の意味、令和の空気、皇室のこれから…。しばしば作中で天皇制や戦争を扱ってきた小説家と、天皇研究の第一人者が、対話を通じて、この国のかたちと行く末を問う。
1 天皇制の見方・考え方(天皇制の何が難しいか;フィクショナルな出発点;徳川時代と変わらない ほか)
[日販商品データベースより]2 昭和の戦争と天皇制(江戸時代との断絶と連続;「国家神道」への道;天皇が東京に移るということ ほか)
3 昭和から平成へ、平成から令和へ(代替わり体験;天皇崇拝の構造;昭和の聖性、平成の聖性 ほか)
この国には天皇がいる、皇室がある。
それはいったいどういうことなのか――――?
神格化のはじまり、「大正流」の可能性、昭和の戦争と熱狂、行幸啓の変遷、宮中祭祀の内実、「平成流」の功罪、「象徴」の意味、令和の空気、皇室のこれから……
【目次】
まえがき(奥泉光)
T 天皇制の見方・考え方
天皇制の何が難しいか/フィクショナルな出発点/徳川時代と変わらない/生き神がやってくる/三つの層で考える/「新しい伝統」は誰がつくったのか/「祈る天皇」というイメージ/貞明皇后が立ちはだかる/昭和・平成・令和の宮中祭祀/文明開化は天皇とともに/明治天皇の神格化と一般大衆への浸透/現れる天皇、見えなくなる天皇/神出鬼没の大正天皇/昭和天皇を神格化する演出/主導する中間層/秩父宮と二・二六事件/一般大衆の想像力と空虚な支配構造
U 昭和の戦争と天皇制
江戸時代との断絶と連続/「国家神道」への道/天皇が東京に移るということ/男性化する「玉」/「国民」をどうつくるか/明治憲法が孕んでいた矛盾/日清・日露戦争に勝ったことの意味/世代による感覚の違い/大正天皇という人/封じ込められる「大正流」/君主制の危機と新しいイメージ戦略/天皇崇拝が止まらない/「政治」が消えてしまう/とにかく神器を失ってはならぬ/大衆の熱狂はどこへ行ったのか/最大の疑問/新憲法下での昭和天皇/変わらない国民/なぜ熱狂に火がついたのか/反省しても反省しきれないポイント
V 昭和から平成へ、平成から令和へ
代替わり体験/天皇崇拝の構造/昭和の聖性、平成の聖性/ひざまずく皇太子妃──「平成流」の萌芽/宮中祭祀という使命/天皇が私たちの代わりに死者を悼む/一人一人と相対してきた厚み/国民は「象徴」の意味を考えてこなかった/自衛隊との結びつき/反天皇制の理由/平成と令和の皇室の違い/秋篠宮家の存在感/令和の空気/天皇制は続くのか
あとがき(原武史)