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[BOOKデータベースより]
尊厳とともに人間観を再構築する。本居宣長、中江兆民、和辻哲郎、丸山眞男から、仏教、イスラム教、朝鮮朱子学、東学、現代の韓国、中国、台湾の哲学思想、そして文学まで。非欧米圏の伝統思想の内実に入り込み、「人間観」の再構築を目指す。
編者前書き 比較研究による人間観の再構築に向けて
[日販商品データベースより]第1部 文化伝統のなかの人間観(日本群島と総合的人間;伝統思想における尊厳概念―十七・十八世紀の日本思想とその方法から;「揺れる情(こころ)」の緩和ケア―病棟で本居宣長を考える ほか)
第2部 尊厳概念の転移(日本)(中江兆民思想における尊厳と自由・平等観―フランス共和主義の導入を中心として;近代仏教における縁起と尊厳;“弱さ”の尊厳の提起―日本の「私小説」における日常生活の実相に導かれて ほか)
第3部 尊厳概念の転移(東アジア)(東学の気化的人間観;朴鍾鴻哲学の創造的人間観における尊厳の問題;唐君毅の「自作主宰」―人格尊厳の根拠として ほか)
編者後書き 「尊厳学」の中の非欧米圏
以前から「尊厳」という概念が西洋文明由来の特殊なものであることは指摘されてきた。本論集は、本居宣長、中江兆民、和辻哲郎、丸山眞男らの哲学思想から、仏教、イスラム教、朝鮮朱子学、東学、現代の韓国と中国、台湾の哲学思想、そして文学まで、非欧米圏の伝統思想を「尊厳」という観点から分析する。単なる語彙比較ではなく、その思想の内実に入り込み「人間観」の再構築を目指す。