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[BOOKデータベースより]
蔦屋重三郎の原点は吉原にあった。田沼政治の自由な時流にのって、黄表紙や人情本、浮世絵などを次々と手がけ大ヒットを生み出していった。幕府による弾圧にもめげず、歌麿や写楽に大首絵を描かせたり、政治風刺の黄表紙を出版するなど、反骨精神あふれる人生を送った蔦重の生涯と、彼に見いだされた絵師・戯作者たちを描く。
1 蔦重の原点は吉原にあり(蔦屋重三郎の生い立ち;田沼意次の栄達 ほか)
[日販商品データベースより]2 田沼失脚と寛政の改革、そして蔦重の反骨(狂歌の大ブームと吉原外交で作家・絵師の人脈広げる;蔦重の“人たらし”は天賦の才 ほか)
3 歌麿・写楽・北斎らを次々に世に送り出す(松平定信が失脚するも、統制はしばらく続く;歌麿と組んだ美人浮世絵(大首絵)で大勝負をかける ほか)
4 蔦重プロデュースの絵師・作家列伝(四方赤良(大田南畝)は幕府役人として七十二歳まで現役!;日本初の専業作家と呼ばれる曲亭馬琴 ほか)
吉原に生まれた重三郎は、吉原大門の前に本屋をかまえ、吉原のガイドブック「吉原細見」を販売・出版。 やがて人気の黄表紙作家・朋誠堂喜三二の作品を出版するなど事業を拡大していった。 時はあたかも田沼意次が政権をになう時代。 そんな自由な時流にのって重三郎は、黄表紙や人情本、浮世絵などを次々と手がけ大ヒットを生み出していった。 さらには歌麿・写楽・山東京伝・北斎・馬琴・十返舎一九といった若き才能を保護・育成し、世に送り出した。 田沼が失脚して松平定信が権力を握ると、寛政の改革によって政治批判が厳禁となり、出版も統制され重三郎は処罰されてしまう。 その後に花開いた化政文化は、重三郎が育成した歌麿や北斎、馬琴たちが牽引していく。