この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 知らないと恥をかく世界の大問題 16
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2025年06月発売】
- 一気にわかる!池上彰の世界情勢 2025
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年01月発売】
- 20歳の自分に教えたい地政学のきほん
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年05月発売】
- 知らないと恥をかく世界の大問題 15
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2024年06月発売】
- 歴史で読み解く!世界情勢のきほん
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【2023年10月発売】
[BOOKデータベースより]
学校には「美術」の授業があるけれど、他の科目と違ってどう関わったらいいかがわからない。しかし例えば人間は太古から今もなお、絵を創作し、「美しさ」を追求してきた。「美術」とか「美しさ」って何だろう?その営みを見つめて人間らしさとは何かを考えてみよう。
第1章 人間とアートは切っても切り離せない?!(アートが無ければ本も無い;「美しい」と感じる動物は人間だけ? ほか)
[日販商品データベースより]第2章 アートはどのように生まれたか?(“食べるため”に生まれたアート;そして、人はなぜか模様を付け始める ほか)
第3章 アートが“働く”とは?(絵は最も力のあるメディアだった;見たことのないものを伝える役目 ほか)
第4章 アートが面白いってどういうこと?(本物みたい!はいつだって凄い;アートは読み解けると面白い ほか)
学校には「美術」の授業があるけれど、他の科目と違ってどう関わったらいいかがわからない。しかし例えば人間は太古から今もなお、絵を創作し、「美しさ」を追求してきた。「美術」とか「美しさ」って何だろう? アートを切り口に人間らしさとは何かを考えてみよう。
===
・・・・・・一冊のノートや一本のペン、一着のシャツを選ぶだけでも、私たちは頭の中にある「これが自分にとって美しい」と思える基準に照らして判断を下します。選択の自由さえあれば、すべての人がこのような行動を取ります。それだけ、人間は「美しいかどうか」を重視する生きものと言えます。そして面白いことに、地球上に住んでいる無数の種類の動物のなかで、そのようなことをする生きものは人間だけなのです。考えてみると、これはとても不思議なことです。
私たちはなぜ「美」にそれだけこだわるのでしょう。そのような美を追い求めるために、人類は長い歴史のあいだ、ずっと絵を描き続けてきました。なぜ人間だけが、そのようなアートを必要とするのでしょう。──ではこれから、皆さんと一緒に人類だけがもつこの不思議な価値観について考えていきましょう。それはひいては、人間ってなんだろう、私たちは他の動物とどこが違うのだろう、といった考察へと繋がっていくはずです。(はじめにより)