- 焼跡からのデモクラシー 上
-
草の根の占領期体験
岩波現代文庫 学術483
- 価格
- 1,672円(本体1,520円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006004835
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[BOOKデータベースより]
戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが、平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。
第1章 戦争から戦後へ(ある沖縄人の戦中・戦後―沖縄製糖社員の場合;ある徴用工の戦中・戦後―大阪陸軍造兵廠徴用工の場合;ある民間知識人の戦中・戦後―東京・馬込隣組役員の場合)
[日販商品データベースより]第2章 平和の構想(平和主義の成立;原爆と平和)
第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験;ある国鉄労働者の体験;中島飛行機女子職員の体験)
第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論;極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応;他のアジアに対する責任論;天皇の戦争責任をめぐって)
第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議;三菱重工横浜造船所工員の体験;町工場の旋盤工の体験;辺土名市役所・国頭村役所職員の体験)
戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。