[BOOKデータベースより]
苦手意識が強い12誘導心電図のとらえ方と虚血状態で波形がなぜ、変化するのか。基礎編に続く第2弾。
12誘導心電図のとらえ方1:四肢誘導
12誘導心電図のとらえ方2:胸部誘導
標準モニター誘導(双極肢誘導)
電気軸のとらえ方
体位変換に伴う心臓の位置偏位と心電図の変化
ホルター心電図
冠動脈の走行と心臓の支配領域
局所壁運動異常(asynergy)の評価
心臓周期と冠血流量
冠動脈狭窄の評価
心筋細胞の電気的活動
T波の陰性化
貫壁性に発生した虚血
心筋の酸素消費と冠血流量の関係
冠動脈の形態変化と狭心症・心筋梗塞の発症
ST偏位の計測
心筋虚血の誘発試験
狭心症診断・治療のプロセス
狭心症の治療
心臓カテーテル治療〔ほか〕
心電図を正しく学習するためには、まず12誘導心電図の意味を理解する必要があります。
しかし、ここが大きなハードルであり、波形が12個も並んでいる記録を見ただけで混乱し、前に進めなくなってしまう人が多いようです。
心電図は見えない心臓の現象を波形にしたものです。
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患では、ST変化や異常Q波出現など、特有の波形変化が生じます。
12誘導心電図を克服する近道は、こういった波形の変化は“なぜ起こるのか”という本質を知ることです。
現象の意味を正しく理解すると、波形の判断力が高まり、心電図の波形をよく眺めてみようという気持ちも生まれます。
判読する力がさらに向上していきます。
基礎編に続く「応用編」でも、心臓の状態と心電図波形の変化が連動したハート先生オリジナルのイラストを中心に、
目で見えない現象をできるだけ目で見て理解できるよう工夫しています。
【こんな本です】
・苦手意識の強い「12誘導心電図」を中心に、心臓の動きと波形の成り立ち、波形のとらえ方まで、正しく学べます。
・病棟を舞台に物語を読み進めながら、心電図にともなう臨床場面を体感できます。
・心電図の知識だけでなく、心筋虚血の病態についての理解も深まります。
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