- 嗤う伊右衛門
-
中央公論新社
京極夏彦
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784120058479

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[BOOKデータベースより]
お岩様、善くお聞きなせえ。世間の下司どもがお前様を笑うのは、そのお顔の疵が醜い所為じゃあ御座居ませんぜ。そンな隠せば隠せるものを隠さねえ。飾りもしねえし恥かしがりもしねえ、そんな強エお前様が、世間は怖えんだ。怖えから嗤うんでさあ。その気があるなら婿を探して参りやしょう。小股潜りの技を見込まれ、民谷家の一人娘・岩の仲人口を頼まれた御行の又市は…泉鏡花文学賞受賞作。
[日販商品データベースより]幽晦との境界が――破れている。
内部の薄明が昏黒に洩れている。
ならばそこから夜が染みて来る。
生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩――四谷怪談を江戸の闇に花開く極限の愛の物語へと昇華させた第25回泉鏡花文学賞受賞作。「巷説百物語」シリーズ・御行の又市の物語はここから始まった。
〈解説〉高田衛
〈対談〉高田衛×京極夏彦「生きている怪談」